【くずしろ】おすすめ漫画家紹介

マンガ・アニメ

みなさんは【くずしろ】という漫画家はご存じでしょうか。
複雑な関係の女子高生と社会人が同居したり、時には平安時代でギャグしたりとレパートリーが多い漫画家です。そんな【くずしろ】についてご紹介したいと思います。
タイトルに「おすすめ」とつけましたが私が大好きな漫画家なので紹介したいだけです。
※本当は大好きな漫画家なので”様”をつけたいのですが今回は敬称を省かせていただきます_(._.)_




Contents

「くずしろ」について

「くずしろ」は2009年あたりから漫画の掲載が始まり複数の漫画を同時に連載し2021年現在は7つ漫画を連載しています。どれも百合+〇〇といったジャンルのものが多いです。

漫画の連載について詳しくないですが7つも同時に連載ってできるものなんでしょうか。
週刊でも月4~5の掲載ですからすごい漫画家なのでは・・・

「くずしろ」のホームページはこちら

「くずしろ」漫画5選

すべての漫画を紹介したいのですが長くなりそうなので特におすすめの漫画を5つご紹介します。

姫のためなら死ねる

出典:Amazon

   題名:姫のためなら死ねる
   連載:まんがライフWIN
      既刊11巻

平安時代の宮中を舞台にした百合コメディ。清少納言が姫である定子を溺愛しハァハァ(*´Д`)する物語。紫式部や安倍晴明なんかも登場し、時々教科書にも載っているフレーズが飛び出し清少納言は実はこんなシチュエーションで枕草子を書いたのかもしれないと思わせる不思議と説得力がある漫画。

このまんがを読んだとき衝撃を受けました。教科書にはのぺっとした絵でしか描かれていない清少納言が妙な説得力を持って定子の女房として生活を送る様を読んで、華やかで落ち着いた雰囲気のイメージしかなかった平安時代が粉々に砕け、「同じ人間だもの、これくらい騒いでいるかもしれない」と考えを改めさせられました。百合成分もありますがコメディ色が強いので万人におすすめできる漫画です。

犬神さんと猫山さん

出典:Amazon

題名:犬神さんと猫山さん
   連載:完結済み
      全6巻+1巻

犬っぽい犬神さん(猫派)と猫っぽい猫山さん(犬派)がお互い愛でながら送る学園生活をメインに描かれた百合学園ものです。
序盤はメインキャラ3人で物語は進みますが中盤からキャラクターも増えさらに賑やかに各カップリングのイチャイチャが始まるので読んでいて微笑ましくなります。ギャグ強めのソフト百合なのでいろいろな方にお勧めです。

2014年にアニメ化もされています。

1組ガチな人たちがいて、その人たちは短編集として「龍崎さんと虎生さん」が発売されています。

兄の嫁と暮らしています。

出典:Amazon

題名:兄の嫁と暮らしています。
   連載:ヤングガンガン
      既刊9巻

主人公志乃の両親が死に、半年前には唯一の肉親だった兄も死に、そして兄の嫁である希と暮らすことになる。
他人である二人が同居する少し不思議な日常系マンガ。仲良さそうに物語は進みますが、他人であることと兄(旦那)を失った同じ傷を持つ二人のため、心の中にはたくさんの葛藤がありどこまで踏み込んでいいのか、いつまで一緒に居ていいのかなど義理の姉妹の関係性を繊細な心理描写が素晴らしい作品です。

くずしろには珍しくギャグテイストがほとんどない漫画ですが心理描写は秀逸です。

笑顔のたえない職場です。

出典:Amazon

題名:笑顔のたえない職場です。
   連載:コミックDAYS
      既刊3巻

新人少女漫画家の二見先生がクールな担当編集の佐藤さん、アシスタントのはーさん(間さん)相手に基本一人で騒ぎながら漫画を描く物語。

先ほどの「兄の嫁と暮らしています。」とは変わって100%ギャグマンガです。
はーさんに窘められながら一人で騒いで漫画を描く二見先生というより「くずしろ」の実体験?連載に対する想い?みたいなものが詰まっています。
テンポの良いギャグで漫画家の日常が暗い展開もなく進むので安心して読めます。

わたしは途中から登場する梨田さんが好きです。

永世乙女の戦い方

出典:Amazon

題名:永世乙女の戦い方
   連載:ビッグコミックスペリオール
      既刊5巻

高校2年生の香が最強の女流棋士である香織と戦うために上を目指す将棋マンガ。

ギャグは少なめで全体的に明るい雰囲気で進む女流将棋の漫画ですが「りゅうおうのおしごと!」ほど詳しく戦法が描かれているわけではないので将棋初心者でも気軽に読めます。ですがそこは将棋マンガ、棋士の放つオーラはただの人間では出せないものであり熱い展開は他の将棋マンガには負けません。強敵を相手に少しずつ強くなる主人公は王道ですが楽しく読めます。

登場人物の一人である角館塔子は「笑顔のたえない職場です。」でも登場します。漫画の雰囲気は違いますが合わせて読めます。

さいごに

他にも「げきぶの」や「千早さんはそのままでいい」などあります。最近では「雨夜の月」という漫画をコミックDAYSで連載を開始しました。
常に複数の連載を抱えている「くずしろ」ですが、どれも作品の題材が異なり安心して読めてほっこりするものが多いですが「兄の嫁と暮らしています。」だけはどことなく不穏な雰囲気があり、先の展開が気になります。

わたしはどの作品も好きで更新が楽しみです。無料で読めるものもありますので是非読んでみてください。




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