【百合小説の金字塔】「夢の国から目覚めても」レビュー

小説

ハローハロー、みなさん百合はお好きでしょうか?ボクは好きです。百合の精神性や儚さが美しく感じられドキがムネムネします。
2021年3月に発売されました百合小説「夢の国から目覚めても」読了しましたので感想を書きたいと思います。

出典:Amazon




夢の国から目覚めても

この作品は著者「宮田 眞砂」によって書かれた
百合小説の、百合小説による、百合小説のための新たなる金字塔!と銘打って発売された、まごうことなき百合小説です。
内容のあらましは以下。

百合同人漫画の執筆に没頭する有希は、サークル「ゆゆゆり」の相方・由香に「好き」という言葉を伝えられずにいた。
即売会で初めて出会った時、由香の傍らには彼氏がいた。
やがて彼氏とは別れたけれど、由香がなぜ百合を描くのか、この気持ちを打ち明けても彼女は突き放さないでくれるのか、有希にはわからないままだった。

レズビアンの有希とヘテロセクシュアルの由香。

有希がその想いを隠すことで成立した、脆い関係の行き先はーーーー。


引用:Amazon

この作品は基本的に有希と由香の視点から描かれており、二人の心の動きが丁寧に描かれています。

感想・レビュー


冒頭に記載しましたがボクは百合が好きです。不可侵な領域のようなものがあり、その儚くて綺麗な
感じがコンテンツとして好きでした。「夢の国から目覚めても」を読んでから、コンテンツとして消費される百合と当事者たちの心情に相違があり、重くならずも丁寧に描かれていて、当事者たちについてはとてもリアルに描かれているのかなと思います。そのためちょっと百合に対する考えが変わったように感じます。
簡単に言うと見てるほうはいいけど当人たちは大変って感じです。

有希と由香の、二人の関係性がはじめから切なく、二人の幸せを願いながら読んでいました。
コメディタッチの百合小説は何冊か読んでいましたが、「夢の国から目覚めても」は真摯に百合や同性愛について書いてあるように感じました。

内容としては百合100%のため苦手な方もいらっしゃるかと思いますが、そうでない方は新しい世界に入れるおすすめの一冊です。

さいごに


ボクは百合が好きです。「夢の国から目覚めても」を読んで簡単に百合好きを公言していいものかとも思いましたが、そこは切り分けてこれからも百合を楽しみたいと思います。

「夢の国から目覚めても」は読みやすくサラリと読めますが印象に残る小説でした。
ぜひ皆さんも読んでみてください。

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